
今回は、書店で【ミステリーランキング2冠】と目に留まった
「爆弾」を読んだので感想を書いていきます(^ ^)
気になるけど、どんな本?
気になる方も多いと思うので、今回は、
ミステリーランキング2冠も納得の作品でした。
手に汗握る緊迫したシーンが続き、ページを捲る手が止まらず。
映像化したら、かなり映えるんじゃないでしょうか
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爆弾とは
爆弾は、呉勝浩さん原作の小説です。
「このミステリーがすごい!2023」「ミステリーが読みたい2023」の国内ランキングでダブル1位を獲得されました。
過去に受賞された方には
- 【屍人荘の殺人】今村昌弘
- 【黒牢城】米沢穂信
- 【medeium 霊媒探偵城塚翡翠】相沢沙呼
などドラや映画など映像化されている作品があります
タイトル | 爆弾 |
作者 | 呉勝浩 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2022年4月20日 |
ページ数 | 416ページ |
あらすじと登場人物
東京、炎上。正義は、守れるのか。
些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
出典:爆弾 講談社
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。
爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。
登場人物
- スズキタゴサク:取調室で爆発の予言をする
- 等々力(とどろき)功:野方警察署の刑事。
- 清宮:警視庁捜査一課特殊捜査係の刑事
- 類家:清宮の部下。モジャモジャ頭
- 伊勢勇気:同警察署の巡査
- 鶴久:刑事課長
- 長谷部有孔:元刑事、自殺
- 倖田沙良:沼袋交番勤務の巡査
- 石川明日香:長谷部の別れた妻
- 辰馬:長谷部の息子
「爆弾」の解説 ここが面白い
ここからは、爆弾のおもしろかったところをネタバレ込みでご紹介します。
まだ読んでいない方は、先に読んでから見ることをお勧めします。
ここが面白い① スズキタゴサクVS 刑事の心理戦がアツい
本書の舞台は、ほとんど取調室で行われています。
にもかかわらず、ここまで人気の作品となったのには、この取調室でのやりとりが面白いから
ただの酔っ払いホームレスかと思いきや、スズキタゴサクの爆弾のありかを示す謎解きが難しくて、
ここが面白い②極限状態の人間の描写がうまい
タゴサクとの取り調べで、追い詰めるはずの刑事たちが、逆に自分達が追い詰められて、自分の心の闇と向き合う。
第2、第3のスズキタゴサクが生まれてもおかしくない
みんなの感想評価
#読了
— お湯🍥bt福長埼 (@fjtomato918) January 25, 2023
『爆弾』(呉勝浩/講談社)
今年最初の「のめり込み本」でした!
感想長くなっちゃった笑 pic.twitter.com/8oYHexZ6PU
爆弾 / 呉勝浩 #読了
— みゆ (@__miibook) December 29, 2022
すっっごかった……!!!
取り調べ室での攻防、心理戦、緊張感、そして最後の展開、結末に至るまで全てがすごかった。小説とは思えない充足感でした…
登場人物全員が主人公だし、他人事とは思えない様な緊張感が凄く引き込まれました。
最後は等々力くんっっ!!て叫んだ… pic.twitter.com/I5qL85kg7w
ほんと登場人物みんな主人公です。
感想
面白すぎて、ページを捲る手が止まらず、1日で読破しました。
つかみどころのない男、スズキタゴサクとの心理ゲーム
このミス1位に選ばれるのも納得の作品でした。
命の重さや社会の不公平について考えさせられる作品。
爆発事件の一つに、ホームレスが巻き込まれるという悲惨な事件があります。
当初、子供を対象にしていると思われたのでスズキの爆弾のヒントを聞かず、ホームレスは、避難保護の対象外にしていました。
その結果、炊き出しを行なっていた多くのホームレスが被害に遭いました。
トロッコ問題に似てるかな
ここで、心の闇が少し見え隠れするのがポイント。




自分の家族の影響で、いきなり社会から仲間はずれ・爪弾きにされ、人生のどん底に陥ることがある。
人生で、つまづいてしまって、そこから立ち直る人がいる一方で、自ら諦めてしまう人もいる。
失敗を糧に成長できる人になりたいですね
この緊迫したストーリーをぜひ映像化してほしいくらい頭に映像が浮かんでくる作品でした。
今年読むべき作品です
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「爆弾」も対象作品に含まれています!
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