ノイズと向き合う【自己肯定感が低い人のための本】

「仕事がつらい」「金がない」「痩せれない」。いろんな悩みを皆さんも抱えているのではないでしょうか。

悩みがない人のほうが少ないでしょう

悩みに対して、どう向き合うか。

すぐに立ち直るのか、「自分なんて」と負の連鎖に陥ってしまうのか。これもまた人それぞれ向き合い方が違ってきます。

私自身も、転職を機会に自分自身を見つめる機会が増えてきて、これでよかったのかなと思いました。そんな時にこの本を読んで、気持ちが晴れたような感覚になったので、同じ悩みを持った人にも参考になればと思いました

今回紹介する本は、山根洋士さん著書の「自己肯定感が低い人のための本」をご紹介。

こんなひとにおすすめ

  • 自己肯定感
  • まじめな人
  • 考えすぎてしまう人

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3N5TUX+CO225U+CO4+6OWU9

目次

自己肯定感とは

自己肯定感を高めることは危険とこの本では記されています

自己肯定感を高めるものじゃないの?

自己肯定感を高める「べき」と自分を苦しめてしまう。

ここでいう自己肯定感とは、「自己納得感」

「自分はありのままでいい、生きているだけで価値がある」

今の自分も自分と受け入れて、納得することが大事

自己肯定感が下がる原因「メンタルノイズ」

好きな人に嫌われたくないから、LINEを送るのをためらってしまったり、話すのをためらってしまう。

などなど、そんなことはだれも思っていないのに、つい考えすぎてしまうこと、皆さんも経験はありますよね。

胸のざわざわしたものを心の癖であり、メンタルノイズと記しています。

メンタルノイズは、無意識で無自覚なものです。

裏表思考法

行き詰った時など、逆の視点から物事を考えてみると、うまくいくこともあります

うまくいかなかったときに、実は得すること、うまくいったときに困ること。

実現したら困るという思いが無意識にブレーキをかけていることもある。

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3H9PJI+GE0L9U+50+2HBVLT

潜在意識は、幼少期に形成される

人の行動の9割は無意識で無自覚なものであるということ。

しかし、この無意識の行動は、幼少期のころに体験したことが心に残り続け形成されるものとしています。

これをマインドセットと呼びます

貧乏な家庭で育った子供は、お金に対して、「必死で稼ぐもの」

裕福な家庭で育った子供は、お金に対して「楽に稼げるもの」と育った環境によって違いますよね。

マインドセットの中にはほかにも

  • 泣くなと怒られた
  • 勉強したら褒められた
  • 約束を破ると外に立たされた

このような小さな積み重ねが、現在の自分を形成しているといえます。

潜在意識に基づいているもので、自分では気づきにくいことが特徴です

メンタルノイズに気づく14の方法

メンタルノイズを自覚するための方法として、あるあるというリストを14の方法があります。

それがこちら。

  1. ダメ出しのノイズ
  2. ありのまじゃの自分封印ノイズ
  3. 思考停止のノイズ
  4. 他人ファーストの自分ノイズ
  5. 謙虚謙遜ノイズ
  6. 出ない杭のノイズ
  7. 石の上にも3年のノイズ
  8. 他人が怖い裏切りノイズ
  9. ちゃんとしなきゃノイズ
  10. 幸福恐怖ノイズ
  11. 完璧主義ノイズ
  12. タイムイズマネーノイズ
  13. おもてなしノイズ
  14. ドMノイズ

1つずつ簡単にご紹介していきます。

ダメ出しのノイズ

「こんなこともできないのか」「なんでできないの」と言われて育った環境に起こりやすいです。

ありのままの自分封印ノイズ

今のままの自分でいないほうがいい。「お兄ちゃんと比べて駄目ね」など周囲と比較されて育った環境に起こりやすいです。

思考停止のノイズ

自分がしたいことより、他人に言われたことをやる人に起こりがちです。

例:野球よりサッカーをしなさい。習字をしなさい。と他人にしたいことを決められること。

他人ファーストノイズ

自分より他人を優先しがちな人に起こりやすいです。

例:行きたいお店があるけど、自分がいったお店が失敗するのは嫌だから他人に合わせてしまう。

ほしいものを我慢してしまう。

謙虚謙遜

これで満足するな、謙虚な姿勢を忘れるなと、褒められることが少なかった人が褒められることを素直に受けられないことで起こりやすいです。

出ない杭のノイズ

テストでいい点を取ったら、仲間外れを受けたり、やっかみを受けた時に起こりやすくなります。

石の上にも3年のノイズ

我慢強いから成功する。我慢してえらいと、我慢することは美徳と育てられた子供に起こりやすいです。

他人が怖い裏切りノイズ

大好きだった母親の態度が豹変した。
祖父母がなくなり、悲しい思いをしたという経験から起こりやすくなります。

ちゃんとしなきゃノイズ

両親が共働きであったり、「お兄ちゃんだから……」としっかりしていないといけないといわれて育った環境に起こりやすいです。

幸福恐怖ノイズ

両親が仲が悪かったり、不幸中の人が自分が幸せになったらいけないという環境で起こりやすいです。

完璧主義ノイズ

ミスが許されない環境で育った人に起こりやすいです。

タイムイズマネーノイズ

せっかちな環境で育った環境の人に起こりやすいです。

おもてなしノイズ

両親が町内会、友達が来たときに、ご馳走をっふるまったりする環境に育った人が、同じようにもてなさないといけないという思いになりやすいです。

ドMノイズ

つらくても頑張れ、無理しても頑張れと、努力を強いられる環境で育った人に起こりやすいです。

以上の14のリストを並べて見ましたが、あなたはいくつ当てはまりましたか?

僕はダメ出しと、思考停止、他人ファーストの3点が当てはまりました

自分のニーズを認知することからスタートラインに立ったといえるのです。

ノイズを受けやすい人の特徴

ここからは、ノイズを受けないためにどうすればいいのかを見ていきましょう。

まず、ノイズを受けやすい人の特徴を2つ紹介します。

まじめな人ほどメンタルノイズに注意

まじめな人ほど、メンタルノイズの影響を受けやすいというのです。

まじめな人は、目の前の問題を解決しようととことん向かうため、メンタルノイズの影響を受けやすいのです

決めごとやルールに従順

次に決めごとやルールに従順な方もメンタルノイズの影響を受けやすいです。

決めごとやルールに従順だと、守られなかったときに、「できなかった」と落ち込むことになります。

ノイズを受けないためにすること

stop  リストを作る

ToDoリストではなく、これからやめることについて、記入していく。

やらされ感をなくし、主体的に行動しましょう。

インナーチャウチャウ犬

いやなことがあったり、つらいことがあったときに、落ち込むのではなく「ちゃうちゃう」と内側のチャウチャウ犬に突っ込んでもらうことです。

自分を俯瞰的に見ることで脱中心化することができます。

脱中心化とは、相手と自分では見えている世界や考え方などが違うと理解し、自己中心的な認識から抜け出すことを脱中心化と言います。

ちゃうちゃう!

水洗メンタル法

いやなことがあったら、いやな部分が起こった個所をトイレットペーパーで拭いて洗い流すこと。

例えば、上司からの小言が嫌だった人は耳を拭いたり、思う存分いやな部分をしかり拭くことで気持ちを切り替える効果が期待できます

まとめ

以上、自己肯定感が低いための本をご紹介しました。

  • まじめな人ほど、メンタルノイズに注意
  • 14個のメンタルノイズ
  • メンタルノイズを受けないための方法

ありのままの自分でいられるために、今の自分を受け入れていきましょう。

また次回のブログで

気になった方は、リンク先で購入してみてください

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この記事を書いた人

児童発達支援・放課後等デイサービスekuboの児童指導員 北所佑一です。
日々のレクリエーションやおすすめのカフェについて発信していきます

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