児童指導員ってどんな仕事?【現役児童指導員】

早いもので、児童指導員に転職してから2か月が経とうとしています。

老人ホームから放課後等デイサービスへの転職は、児童と高齢者の真逆の世界だったので、戸惑うことばかり。

ですが、子供は、かわいくて、一緒にいるだけで、働いていることも忘れるくらい癒しや元気をもらえます。

「児童指導員ってどんなお仕事?」

「どんな資格なの?」

疑問に思われる方に向けて、

今回は、改めて、児童指導員について、解説していこうと思います。

この記事を参考に、男性の児童指導員がもっと増えてくれることを願っています。

5つのポイントに分けて、記載していますので、ゆっくり見ていってください。

  1. 児童指導員の概要
  2. 児童指導員の業務内容
  3. 勤務先は?
  4. 資格はどうやって取るのか
  5. まとめ



目次

児童指導員の概要

児童指導員とは、児童福祉法に規定された任用資格

任用資格は、特定の職業や職位につく際に必要になる資格のこと。

取得しただけでは、効力はありません。職場に配属されて、初めて、「児童指導員」を名乗ることができます。

ほかにも、「社会福祉主事」なども任用資格です。

対象年齢は0歳から18歳の子どもの児童福祉施設などで、保護者の代わりに児童の日常生活の指導などを行う仕事です。


業務内容

次に業務内容ですが、基本的には保育士と業務内容は変わりないです

日常的なケアなどの生活指導だけに限らず。

配属先によって業務内容も様々。

実際に、僕が働いている放課後等デイサービスの業務内容

発達障害や知的障害がある子供が通所する児童発達支援放課後等デイサービスなどでは、将来的な自立や社会参加などを促進させるための療育を行います。

療育=治療と教育

家以外でのもう一つの居場所を作るため、社会とのつながりを持てるように支援していきます。

具体的にはお散歩で、近くの公園に出かけて地域との交流を持ったり、季節の制作などの創作活動で、能力の向上していきます。



どんな場所で働けるのか

保育士はほぼすべての児童に関する施設で配属可能に対し、児童指導員は、配属先に限りがあります。

乳児院、児童養護施設、障がい児入所施設、放課後等デイサービス、児童発達支援センターなど

上記が児童指導員として配属可能な施設です。



どうやって資格を取るの?

先ほどにも述べたように、児童指導員は、任用資格になっています。

国家資格とは違って、比較的簡単に、資格を取ることができます。

資格取得に必要な要件は以下の6つの要件のいずれかを満たしている必要があります。

  1. 大学で、福祉・社会・教育・心理学部(学科)を卒業していること。
  2. 小・中・高いずれかの教員免許を取得している。
  3. 厚生労働大臣指定の児童指導員養成学校を卒業していること
  4. 児童福祉施設での実務経験(高卒2年その他3年主に現職者)→この実務経験というのは、放課後等デイサービスや乳児院、保育園など。無認可の保育園や幼稚園は該当しない場合があります。また2年以上とは、「2年以上で360日以上勤務実績のこと」3年以上は「3年以上かつ540日以上の勤務実績」
  5. 社会福祉士の資格を有する
  6. 精神保健福祉士の資格を有する。

以上が児童指導の資格取得の必要要件でした。



保育士の資格も併せて取得していきましょう。

児童施設は資格ありきですので、資格を持っていることは、児童に関する経験や知識などを証明でき、この人になら預けても安心だなと信用を得ることができるもの。



まとめ

児童指導員について、解説していきました。

まとめると

1つめ、児童指導員とは

任用資格で、その仕事について初めて名乗ることができる

障害や家庭の事情などで児童の日常的なケアを業務としていて、保育士と連携し生活全般に関わる。対象年齢は0歳から18歳までの児童に関わる。

2つめ、どんな仕事

配属された場所によって業務内容は様々です。放課後等デイサービスなどでは、自立や社会参加に向けた指導など。

3どんな場所で働けるか

放課後等デイサービスや乳児院、児童養護施設、障がい児入所施設、児童発達支援など。

4どうやって資格を取るの_?

6つの要件の中のどれか一つを満たす必要があります。

その6つは、

  1. 大学で、福祉・社会・教育・心理学部(学科)を卒業していること。
  2. 小・中・高いずれかの教員免許を取得している。
  3. 厚生労働大臣指定の児童指導員養成学校を卒業していること
  4. 児童福祉施設での実務経験(高卒2年その他3年主に現職者)→この実務経験というのは、放課後等デイサービスや乳児院、保育園など。無認可の保育園や幼稚園は該当しない場合があります。また2年以上とは、「2年以上で360日以上勤務実績のこと」3年以上は「3年以上かつ540日以上の勤務実績」
  5. 社会福祉士の資格を有する
  6. 精神保健福祉士の資格を有する。

参考になったら、いいね押してくれると嬉しいです。

また次回のブログでお会いしましょう♪

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この記事を書いた人

児童発達支援・放課後等デイサービスekuboの児童指導員 北所佑一です。
日々のレクリエーションやおすすめのカフェについて発信していきます

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