AIツールの一つである「AIのべりすと」で小説を書いてもらいました。
AIのべりすとは、タイトルとキーワードを入れれば、自動で文章を打ち込んでくれるので、作業効率めちゃくちゃ捗ります。
ラノベ風や恋愛小説風なので、色々作れちゃいます!
名探偵よーじと蜂窩織炎
以下は、AIのべりすとによって生成された文章です。
続くかどうかは知りません
名探偵よーじ
は、まだこの世に存在していないのだから。……まあ、それはともかく。
「それで?」
「ん? なにがだ」
「いや、なんでここに来たんだって話だよ」
俺は訊いた。俺と明智は、同じクラスではあるものの、別に友達というわけでもない。
こいつはこいつで、結構忙しい奴だし、休み時間も大体寝ていることが多いし。
そもそも、俺みたいな陰キャとは住む世界が違うのだ。
それなのに、いきなりこんな風に話しかけてくるなんて……なんか裏があるんじゃないだろうか。
そう勘ぐってしまうのは仕方ないことだろう。
だが――
そんな俺の疑念を余所に、明智はさも当然のようにこう答えた。
――だってお前、今日誕生日なんだろ?
――プレゼント持ってきたから、渡して
「…………」
俺は思わず無言になる。
まさか、明智の方から声をかけてきた理由が『おめでとう』を言うためだったなんて……。
しかもプレゼントまで持ってきてくれたとか……!……これはアレだろうか。
俗に言うところの、『ツンデレ幼馴染みキャラ』的な展開というヤツなのか!? いやまあ確かに、こいつの容姿は端麗であると言えよう。
男にしてはやや長めの髪には、よく手入れされていることが窺える艶があり、顔立ちも整っている。
背丈も高く、手足は長くてスラッとしているし、スタイルもいい方だと思う。……それに、性格だって決して悪くない。
ぶっきらぼうだけど、気遣いができるところもあるし、いざという時には頼りにもなる。
実際、去年もこいつに助けてもらったことは多いし、感謝してもしきれないくらいだ。
ただ一つだけ問題があるとすれば、こいつが極度のコミュ障だということくらいか。
そのせいで友達と呼べる人間は俺以外にはいないみたいだし(ちなみに俺は明智にとって唯一の友人らしい)。……しかしまあ、それでもこうして俺の誕生日を覚えていてくれるなんて……! 俺は感動に打ち震える。
ああ……やっぱり明智はいい奴だよ
なぁ。
「どうしたんだよ? 黙り込んで……」
「えっ?……ああ、悪い悪い」
怪しげなものを見るような目で見つめられて、俺は我に返った。
「ほらこれ……やるよ」
そう言って差し出された袋を受け取ると、「開けても?」と確認する。
すると明智はこくりと小さく首肯したので、中身を取り出す。
「これは……リストバンド?」
中に入っていたのは、シンプルなデザインの黒いリストバンドだった。
「おう。これから運動部に入る予定なら必要かなと思ってな。一応、俺のお古じゃなくて新品だから安心しろ」
「へぇ~……ありがたく使わせてもらうよ」
素直に感謝の意を伝えると、明智は少し照れくさそうな顔をした。……にしても、本当に助かるぜ。
俺、今まで部活に入ったことがないから、そういうの全然わからなかったし。
でも今度からは、スポーツ用品店にも足を運んでみることにしよう。
そうすればもっと良いものが見つかるかもしれないしな。
そんなことを考えながら、改めて礼を言おうとした時――
キーンコーンカーンコーン♪ 昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴ってしまった。……しまった。
もう少し早くお礼を言えばよかった。
せっかくプレゼントまでくれたっていうのに……! 心の中で後悔しながら慌てて席に戻る途中、ふとあることを思い出して足を止める。
そして振り返ると、不思議そうな顔を浮かべている明智に向かって、俺はこう言ったのだった。
――ありがとうな。プレゼントくれて!
――どういたしまして。……それと、誕生日おめでとう。
その後、授業が終わって家に帰るまでの間もずっと、俺は嬉しさを抑えきれずにいた。……まさかあいつの方から声をかけてくるなんて夢にも思わなかったけど。……でも、おかげで最高の誕生日になった気がする。
よし!来年からはちゃんとお返しをしないとな! 今度は俺が何か用意するか。
何がいいかな……? やっぱりお菓子とか? そんなことを考えながら歩いていたため、曲がり角に差し掛かったところで誰かとぶつかってしまった。
「うわっ!?……ってあれ? 明智じゃないか。こんな所で会うなんて珍しいな」
そこに立っていたのは、学校指定のジャージに身を包んだ明智だった。
「……」
「ん? どうかしたのか?」
明智は何も言わずに俯いている。……なんか様子がおかしい
「おーい。明智くーん? 聞こえてるかい?」
目の前で手を振っても反応がない。
一体、何を考えてるのやら……。
仕方ないので、しばらく待つことにした。……十分後。
「…………」
まだ動かない。
さらに三分経過。
「…………」
まだまだ動きそうにない。……それから五分が経過した頃、ようやく明智が口を開いた。
「……なんでお前がここにいるんだよ?」
「いちゃいけないか?」
「……いや、別にいけなくはない……が。……というより、どうしてそんな平然としているんだ?……普通、俺を見たら驚くだろ」
「いやまあ、確かに驚いたは驚いたんだけどさ。それよりも今は、明智の顔の方が気になってな。なんか元気なさそうだし……。それに、いつもと雰囲気が違うし」
「……っ!」
そこで初めて
「……ああそういえば、俺も訊きたいことがあるんだけど」
「……なんだ?」
「なんで今日に限ってこんな所にいるんだ? 普段なら、昼飯食った後はずっと寝てるか教室から出て行くかしてんじゃん」……すると、明智は一瞬言葉に詰まりながらも
「それは……」と言ったきり黙り込んでしまう。……うん。
どうやら図星みたいだ。
ということはつまり、俺に会いに来たということか。
まったく、素直じゃない奴だ。
まあいいか。……それより、
「ほれ」
俺は手に持っていた袋を差し出した
「……これは?」
「開ければわかる」
明智は怪しげなものを見るような目をしながらも、言われた通りに袋を開ける。……そして中に入っていたものを取り出した途端、明智は驚愕に満ちた表情をした。
「こ、これ……は……」
「どうよ?なかなかいい感じに仕上がっただろ」
明智の手の中には、俺が作った弁当箱がある。
実はこの前、母さんに頼んで作り方を教えてもらったのだ。
「これ……俺のために作ったのか……?」
「まあな。せっかくだし、たまにはこういうのもいいかなと思って。……それに、友達と二人で食べる昼ご飯というのも悪くないし」
そう言うと、明智は目を見開いた。……そして
「……友達……?」
「ああ。……ダメだったか?」
すると明智は首を横に振りながら
「いいや。……むしろ嬉しいくらいだ」と言ってくれた。
その
「そっか。なら良かった」……すると突然、明智が俺に背を向けた。
「おい、どこに行くつもりだよ?」
その問いかけに対し、明智は無言のまま立ち止まっている。
「まさかとは思うけど……俺のことが嫌いだから無視してるわけじゃないよな?」「違う」
AIのべりすと
即答された。
「じゃあ、なんで背中を向けるんだよ?」
「……」……これは本格的にまずいな。
仕方ない。
「わかったよ。じゃあとりあえず、一緒に帰るか?」
そう言って手を伸ばすと、明智はその手をじっと見つめた後、「ああ……」と小さく呟いてから掴んできた。……よし! これで大丈夫だろう。
俺はそのまま歩き出す。……しかし、何故か明智がついてくる気配がない。
不思議に思って振り返ると、明智はまだその場に突っ立ったままだった。
「……何やってんだ?」
「えっ?……あっ!す、すまん! すぐに追いかける!」
慌てて駆け寄ってきた明智と一緒に並んで歩く。……そして、
「なぁ明智。お前ってさ、部活とか入ってるのか?」
「いや、特に何も入っていないが……。……それがどうかしたか?」
「ふ~ん。……ちなみにさ、運動部に入る予定とかはあるのか?」
「……今のところは特にないが」
「へぇー……そうなんだ。……ってことはさ、もしかしてだけど、放課後とか暇してたりする?」
「……? まあ一応、時間はあるが……」……おっ! これは好都合かもしれないぞ?
「ならちょうど良い! 明日、一緒にどこか遊びに行かないか? もちろん二人だけでな!」
「はっ? いや、ちょっと待て! いきなりそんなことを言われても困るというか……。そもそも、どうして俺なんかを誘おうと思ったんだ?」
「どうしてって……。そりゃ、せっかく仲良くなったのに、このまま終わりっていうのもつまらないだろ?……それに、誕生日プレゼントのお礼も兼ねてるからさ」
「誕生日プレゼントって……。あれは別に気にしなくても……」
そう言いかけたところで、明智はハッとした顔をする。
どうやら思い出してくれたらしい。
俺はニヤリと笑う。
すると明智は、バツが悪そうにしながら チッ……と舌打ちをした。
そして――…………………………それから数日後のこと。
明智は学校中の人気者になっていた。
原因は、あの日の一件にある。
明智は俺との約束通り、誰にも言わずに一人で屋上へ行き、そこで俺が来るまでの間、ずっと一人で過ごしてきた。
だが、いくらなんでも遅すぎると不審に思ったクラスメイトたちが、様子を見に行ったところ……。そこには、壁にもたれかかって眠っている明智の姿があったそうだ。
それを見たクラスメイトたちは、最初は驚きつつもほっとしていたのだが、そのうちの一人が勇気を出して声をかけた瞬間、明智はバッと起き上がって睨みつけてきたという。……そして一言。
《このことは絶対に他言無用だ》と言った後でまた眠ってしまったらしい。……当然、そんな話を聞いた他の生徒たちは黙っていない。
結局その日は一日かけて質問攻めにあった後で、次の日にはもう完全に有名人となっていた。まあ、本人は迷惑そうにしてたけどな。それでも嫌な顔一つせずに答えていたあたり、根は優しい奴なんだと思う。
それと、明智はクラスだけでなく学年でも人気者のようだ。休み時間のたびに女子生徒に囲まれていて、今もまさに絶賛モテ期到来中といった感じである。
そして、俺の方といえば……相変わらずだった。
朝はいつものように寝坊して遅刻ギリギリだったり、授業中は寝ているか本を読んでいるかのどちらかだったり、昼飯はいつも学食で食べていたり、帰り道では毎日明智と一緒に帰っていたりと、これといって変化はない。
まあ、強いて変わったことがあるとすれば、それは明智に対する周りの態度くらいだろうか。今までは、クラスの隅っこにいる地味な男子という認識だったのが、今ではすっかりイケメンの転校生として見られるようになった。
おかげで最近は、俺の方に話しかけてくる人も増えてきている。
とはいえ、俺はあまり人と話すのが得意ではないので、基本的には聞き役に徹していることが多い。……あとは、たまに明智のことを聞かれたりもするが、そういう時は適当に誤魔化しておくようにしていた。……そして、今日もまたいつもと同じ日常が始まる。
そう思っていた。
この時までは。
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